薬王堂気まぐれ通信使bU57  2012・5・1
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

11月下旬から数日間、メバルは藻の多い岩場に集まって産卵します。
産卵終は痩せていますが次の年の3月から4月にかけて次第に太ってきます。
タケノコが出てくる頃、メバルは腹に脂肪をたっぷりとため、カキ筏周辺に集まってきます。
そのなかでも収穫を待つ重いカキ筏に集中するようです。
夜のメバルを釣りに行ってみました。


夕食は昨夜の余り、すき焼き丼!
それでは気合を入れて準備にかかりましょう。
餌は青虫(ゴカイ)を用います。
では釣りはじめましょう。



先ずは海底(約20〜25メートル)に仕掛けを沈めます。
岩場があればメバルもいるはずです。
底のメバルは茶色のものが多く水深のせいか眼の銀色の部分(虹彩)がはっきりとしておとなしい感じがします。
それに比べ水深2〜3メートルの上層に潜むメバルは色が黒く眼を大きく感じます。(虹彩が小さくなっている)
浅いところに住むメバルは用心深く機敏で腹にあまり多くの脂肪を蓄えていません。
大きな口で青虫を一のみにします。
どちらにしても今のメバルは丸々と太っています。
宮島の山頂に明かりが点りました。



食べられる数だけ釣って持ち帰ります。
次の日はメバルの刺し身、2匹もあれば十分です。


これは美味しい!
刺し身を取ったあとはアナゴの骨と一緒にから揚げにしていただきましょう。


タケノコとメバル、アナゴの骨煎餅 それに葉ワサビがあれば・・・

ホーム   一覧に戻る